77 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/04/17 19:48
今から十年前のお話。
私の友人と二人で、手○ハイランド(遊園地)に行ったときの事。
当日は天気も良く、色々と乗り物に乗って楽しんでいました。
で、アトラクションの一つに迷路があったので、二人で入ってみました。
入り口にはタイムカードがあり、迷路を出るまでどれくらい時間がかかったか、判るようになっています。
早速、私達はカードを差込み、突入しました。時刻は11:00くらいでした。
始めのうちは、周りに人もいて子供なんかんも走り回っていました。
しかし、迷路を進んでいくと、突然、すごい霧が発生しました。
もう、隣の友人の顔もやっと見えるかどうか、というくらいでした。
そんな中を、なんとか進んでいきました。
霧が出てから、なぜか回りの音(子供たちの声など)がしなかったのが印象的でした。
やっとゴールに辿り着き、友人と「すごい霧だったね〜」などと話をしながら、タイムカードを差し込みました。
それから私達は、固まってしまいました。
刻印された時刻は、11:02分でした。
どう考えても、20分以上は確実に迷路を歩いていたのです。あわてて腕時計や、遊園地内の時計を見ても、やはり11:02分でした。
ちなみに、迷路を出た瞬間に霧は嘘のように晴れてしまいました。


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