670本当にあった怖い名無し [sage] :2005/09/26(月) 18:35:05 ID:06GaLKTV0
もう一つ
今年の元旦のことだ
毎年、12月31日から1月1日にかけて夜を通して山頂で新年会をするのが
地元での仲の良い仲間内での恒例行事なのだが、
今年も寒空の下、宴会を催していた。年が明け、時刻は深夜3時になっていた
みんなウトウトしながら空を眺めていた。
山の上ということもあり、真っ暗で空気も澄んでいたので星がよく見えた。
その中に一際目立つ星があった。「あの星きれいだな」「やたら明るいな」
というふうに何気なく会話していた。すでに意識が朦朧としていたが、七人ほど起きて
会話しながら空を見上げていた。
すると空を眺めている一人が「あれ?」っと言った。
皆が彼の視線の先を見ると、さっきまで星だと思っていた一際輝いている星が
ヨロヨロと上(?)に昇って(?)いき、ポッと消えてしまったのだ。
まるで冗談のような光景だった。
七人がその様子を黙って見ていた。僕はなぜみんなが歓声を上げたりしないのか
不思議に思って「なぁ、今の皆見てたよな?」と確認するとどうやら全員見ていた様子。
しかし誰もコメントをしないので僕もその場では黙っていた。

後日、目撃した奴らに確認すると「確かに見たけど・・・」というような意見が多かった。
あそこまでハッキリ変な物を見ると、感覚が麻痺してしまうのだろうか。
僕は今でも感動している。


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