280本当にあった怖い名無し [sage]:2005/03/31(木) 03:15:42 ID:Fn9mI+0h0
オレが小学3−4年生くらいの頃の話
オレは当時妖怪にはまっていた(ゲゲゲの鬼太郎)
その事を知ってたのかはわからんが爺ちゃんがオレに妖怪に遭遇した話をしてくれた

爺ちゃんが竹やぶで妖怪に遭遇した
その妖怪ってのが竹の姿の妖怪でその竹には目がついていたらしい
爺ちゃんはそれを見た途端気絶してしまった

要約したらこんな感じの話
オレは子供だったが爺ちゃんのその話はあまり信じてなかった
しかし数日たった後水木しげるの妖怪図鑑を何気なく読んでいた時
爺ちゃんの話を思い出しその妖怪について調べてみた
その妖怪はいた

妖怪万年竹
出現する地域はオレと爺ちゃんの住んでいる地域だった
そこに書かれている絵も爺ちゃんが言ったように竹に目があり
枝が手みたいな形をしており妖術を使うのが特徴だと書かれてあった

その妖怪図鑑は常に二階に置いてあり
爺ちゃんは二階にあがってきたことはない(腰と足が悪かった)

今となっては爺ちゃんの体験談も聞くことも出来ない(死んじゃったので)
妖怪への興味もない
ただ「妖怪は本当にいるか?」と聞かれたら「いる」と答える
万年竹の話をする爺ちゃんの嬉しそうな顔は今でも忘れられないから

長文&駄文 スマソ


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