459tsu peaple :2001/03/25(日) 21:05
昔、自分がまだ小さかったころ、まだ生きていたひいおばあちゃんと、おばあちゃん、
兄と、いとこと私の5人で、山奥にある旅館に泊まりに行きました。
旅館について、僕といとこと兄の3人は、かくれんぼをし始めました。
僕はオニになり、廊下を歩いていたところ、兄が階段のところから
こちらを覗いているのが見え、「あ、兄ちゃんや!!」と言い、
後を追いました。しかし、おり返しで曲がったとき、そこに兄の姿はありませんでした。
自分は不思議に思いながらも、また二人を探し始めました。
その後、いとこを見つけ、二人で兄を探していました。
「さっき兄ちゃん見たんやけど、途中でおらんくなってしもてさ」
「俺も見たけど、途中でおらんくなってしもたで。ヒキョウやなぁ」
そんな会話をしていたところ、兄が僕らの前に現われました。
「お前ら何しとったんや!はよ探しに来いよ!」
こんな事を言う兄に、僕達は言いました。
「さっき見つけたのにどっか行ってしもたんやんか?」
すると兄、

「何言うとんねん、俺ずっとトイレ隠れとったんやで?」


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