344その一 :04/01/02 02:58
小三ぐらいの時に、親が小学校に呼ばれて、俺は友達と下校せずオカンと合流して
車で一緒に家に帰ることにしました。オカンの用事も大したことではないらしくて、
「すぐに終わるから車で待ってて。もしおなか空いたらどら焼きでも
食べて」と言われ、オカンがアタッシュケースの中にどら焼きを放り込みました。
ところがオカンは二時間たっても三時間たっても帰ってきませんでした。
俺は話が長くなってんだろうなと思い、日も傾いてきたので
どら焼きをたいらげて家まで歩いて帰りました。
10分ぐらいして家に辿り着くと我が家のガレージに車が停まってました。
「なんやオカン家帰ってるやん。後もうちょい待ったら車で帰れたのに」と
軽くぼやきつつ家にあがりました。

345その二 :04/01/02 03:00
台所で料理をしているオカンに「遅いやん、すぐ帰るって言ってたやん」と言うと
「お母さん直ぐ帰って来たよ、あんたおらんかった先帰ったんよ」
「嘘つけや、俺ずっと車で待ってたんやで」
「何言ってんの、お母さんすぐ車に戻ったんよ」
「俺三時間ぐらい待ってたんやで」
「お母さん家帰ってきたの二時間前よ」
「え…?」
その時台所の調理の進み具合といい、オカンのあまりにも普通の表情といい
嘘を言ってる感じではありませんでした。俺は頭が混乱してそれ以上何も言わず
二階に上がっていきました。今考えてもかなり不思議です。俺が待っていた車は
どら焼きもあったし間違いなくうちの車です。

長文スマソ


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