340あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/06/09 03:48
あれは確か小学3年の冬、いつものように雪の壁(かなりの豪雪地帯なもので)を殴りながら
一人で下校する途中、あたりがホワイトアウトし、気が付くと家のコタツにいた。
「あれ?なんで俺家にいるん?」
思い出そうとしても、帰り道の途中、ホワイトアウトした所までしか思い出せない。
ちなみにその日の天候は、午前雪・午後曇りで、某映画みたく吹雪でホワイトアウトしたわけではない。
消雪パイプから勢いよく水が出ていたのを記憶している。
あまりに不思議だったので、俺は作文の宿題にその出来事を書いて提出した。
お子ちゃまなので「なんか賞もらえるかも!」などと期待しまったぐらい不思議な体験だったのだが、
賞どころか、「作文に嘘の話しを書いちゃ駄目でしょ!」って、女の先生に子一時間怒られた。
嘘なんて書いてないのに・・・。
それから何年かして、UFO番組を見ていたら、
「宇宙人にさらわれた(キャトルミューテレーションだっけ?)人は、その前後の記憶が無くなる」
みたいなこと言ってたので、
「これか!」と、俺は一人得心した。が、その番組では「何度もさらわれる、とか、なんか(人体実験?)される」
とかとも言ってたので激しく恐怖し、その日から俺の枕もとにはエアガンと木刀が常備され、
小さな物音にも過剰に反応するようになっちまったい。
もちろん電気は点けたまま寝るようになったとさ。おしまい。


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