108あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/02/19 22:07
小さい頃、妹と公園で遊んでいた。
けっこう大きな公園で、私たちの他にも子供が遊んでいて、
その中にその子は居た。
小学校高学年くらいの年齢で、友達らしき子と一緒に
ジャングルジムを使って鬼ごっこのようなことをしていた。
ブランコに乗っていた私は、何気なく正面のその子たちを
視界に入れながら鬼漕ぎしていた。
と、そのとき。
足を滑らせたのか、その子はジャングルジムから落下した。
「いってぇー!こんなになっちゃったよ……」
駆け寄る友達にそう言いながら、
なんとその子は肘から先がもげた腕を反対の腕で拾っていたのだ。
そして、何気ない仕草で切断された腕を切り口にあてがうと、
まるで接着剤で固定したかのように元通りになっていた。
そのままその子は友達と一緒に自転車で帰って行ってしまった。
隣でブランコに座ってた妹は見てなかったらしく、私は嘘吐き呼ばわりされた。
ちなみに、血は出てなかった。


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