390本当にあった怖い名無し [sage]:2005/06/10(金) 13:38:55 ID:Dqkn0epa0
中学の時の話です。
自転車で帰宅途中、太陽が二つあった。
南西(だから晩秋の頃だったと思う)に本物の夕焼けと、
南東にそれを鏡に写したような、もう一つのオレンジ色をした太陽。
月か? とも思ったけれど月が太陽と同光度で見えるなんて事があるんだろうか。
それに、西日が次第に山の端に隠れていくにつれもう一つの太陽も南東に沈んでいく。
その後「幻日」という現象を知ったけれども、見え方が明らかに異なった。
西にも東にも、オレンジに輝く円盤がある光景はいまだにはっきり目に焼き付いている。

まだ同じ街に住んでいるので、そのあたりを通る度に思い出す。
あのビルとビルの隙間に見えたけど、有り得ないよなあ……とか考えながら。
雲のあまり無いよく晴れた日の夕方でした。


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