254本当にあった怖い名無し :2006/03/08(水) 02:26:30 ID:iTdFVu5fO
十年以上も前の話、ちょっとこのスレ見つけて怖くなったんだが実話なんで聞いてくれ。
その正体がくねくねかどうかはわからないけれどいくつか一致するんで。
十年以上も前の島根県H市という田舎に住んでいた、
家の周りには何軒か家があるくらいで周りは農家のタンボだらけで
過疎に近い近所で遊ぶ友達もいない俺は母親とよく家の砂利道でサッカーをして遊んでもらってた。
母の蹴ったボールがタンボに入り俺は走って取りに行った。

256本当にあった怖い名無し :2006/03/08(水) 02:34:21 ID:iTdFVu5fO
そのタンボは段段と下がるようなタンボでそのボールを取って母の
元へ戻る途中に俺は段差で俺はつまづき転んだ、その瞬間母が、
「K君!早く戻ってー!早く走ってー!」と尋常じゃない様子で俺は
「マムシでもでたのか」と驚いて走って母の元へ急いだ。
母は半泣きになりながら俺に抱きつき俺を抱えて家の中に走った。
俺は「お母ちゃん、どうしたん?蛇おらんかったよ」と言うと、
母は「そうやね蛇おらんかったね…安心してね、怖がらせてごめんね」とだけその場は終わった。

257本当にあった怖い名無し :2006/03/08(水) 02:43:18 ID:iTdFVu5fO
何ヵ月がたったある日俺は失言症になり言語障害の施設に通園したらしい、
不思議なのが俺は全く記憶に無い。普通そんなトラウマ的に嫌な事が
自分の体に起きたら覚えてるはずなのに一年も通ったのに全く覚えて無かった。
失語症は治って言語障害がまだ残っていたが学校のレベルにはついていけるので
小学校には普通に通っていた。まともに喋れるまで約一年かかったが
小学校に上がった直後失語症も言語障害も嘘のようにピタッと治った。
医者にも行っていたらしいが脳に障害は見られず健康優良児だったらしいので医者も不思議がっていたらしい。

258本当にあった怖い名無し :2006/03/08(水) 02:52:47 ID:iTdFVu5fO
中学に入る頃、親が「これ先生に渡しね」と言い俺は茶封筒を手渡された。
なんとなく中身が気になった俺は中身を見て驚いた
「幼少期に言語障害あり、何度か言語障害施設に通園経験あり」
俺は「はぁ?マジかよw知らねーよこんなん」と思い母に問いつめた。
母「ごめんね今まで言わんで…」と涙ながらに話す、
俺は母の泣いた姿に怖くなったが「いや、あのさ…別に脳に障害とか無いんでしょ?」と
おそるおそる聞くと「無いよ、健康だよアンタは、でもショックうけるかなって…」
俺「いやいやうけねーよ、ていうか覚えてないんだよねその頃」
というと

260本当にあった怖い名無し :2006/03/08(水) 03:00:41 ID:iTdFVu5fO
母「実はねアンタがタンボにボール取りに行って戻ってくる時、
いつもある白い案山子が何故かヒラヒラ動いてるように見えて、
それにハッキリと人間の動きに近くて顔も表情があるように見えたんだよ、
でも風で動いて勘違いしたのかなって思ってたら明らかに年食ったじいさん顔でね
アンタを睨みつけるような顔してたんよ、母さん怖くてね…」
それを聞いて恐ろしくなった俺は「マジで?幽霊かな?」と聞くと
「分かんない、顔と腕が異常にヒラヒラユラユラ動いてて、とにかく嫌な予感がして叫んだんよ、」

262本当にあった怖い名無し :2006/03/08(水) 03:04:48 ID:iTdFVu5fO
溜め息ついて母がぽつりと言った…
「結局あの二ヶ月後くらいにアンタは失語症になったから気味悪い話やね」
ととんでもない爆弾発言されましたよ。
もうガキの頃の話だから気にしてないけれど、無関係と信じたいです。
ただ記憶がないってのがやっぱり怖いです、これってくねくねですかね

264本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/08(水) 05:50:39 ID:vlCWZdpR0
他の体験談でも、くねくね出たら親が子供を必死で庇うってケースが多いけど
大人はくねくね見ても大丈夫なのかな?

265本当にあった怖い名無し :2006/03/08(水) 06:35:01 ID:iTdFVu5fO
>>263
ありがとうございます。やっぱりそうだとしたら…
一応今は健康に過ごせてるから不幸中の幸いかも。
>>264
母はかなり健康です、葬儀関係の仕事に就いてるからかもしれませんが、
いやあまり関係ないですね。くねくねが幽霊かどうかもわかりませんし


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