66 名前:専守防衛さん:2005/07/20(水) 22:18:52
10数年前のこと、上富の山で状況終盤、補助官も講評作成の為撤収し、
全員ポスト引き上げてさせて、寝かせてあげようという話になり、
撤収を密かに伝達した。数十分後、各ポスト引き上げてきて、
なぜか2ポストだけが帰ってこない。有線も不通。
陸士に”迷ったら困るから、有線辿って2ポストの状況見てこい”
と指示。

そのとき連絡が来て

自分:何やってる早く帰って来い!寝る時間なくなるぞ!明日、Drだろ!
相手:あの・・・・眼鏡持ってきて欲しいんですけど・・・・
自分:眼鏡?持って行ってるだろう?全部、持って帰って来い!

その時、2ポストのA3曹とB1士が天幕に入ってきた。

自分:あれ??今2ポストから眼鏡どうのこうのって連絡来てるけど、
   誰か残ってるのか?
A3曹:そんなはずないですよ!だって全部撤収しろって行ったから
   電話機持って帰って来てますから!なーB!

Aは確かに電話機を担いでいた。では、今、かかってきている
この受話器の向こうは???
皆、無言になり視線が俺に 隊長が手で受話器をおけと合図したので、
俺は受話器を再び耳に着けることなく置いた。
時間は朝の0245.皆黙って毛布かぶって寝た。


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