40本当にあった怖い名無し :05/01/24 19:19:57 ID:lTkKV9c/0
母から聞いた不思議な話。

母は小学生の頃、毎日のように近くの林に行っては 山菜や木の実を採っていたらしい。
ある日いつものように山菜を採って帰ろうとしたら、どう行っても林から出られない。

毎日のように通い どこに何の木があるかまで知り尽くした林で、迷うなんてことはなかったし
しかもなぜか何度も同じところに出てしまう。
その「同じところ」というのが 林から村道に出るときに必ず通るところで
よく知っている場所だったのですが、そのときは今まで見たことのない木が一本あったそうです。
そして何度か周らされた後、林の外に出られたらしい。

それがあった後も毎日その林に行っていましたが、林から村道にでる場所にあの木はなかったそうです。
母曰く「もしかしたらあの木の神様にからかわれてたのかもね。」

ちなみに今その林は採石場や道路になり跡形もありません。


このエントリーをはてなブックマークに追加    
「不思議な話」リンク集