619あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/11/30 00:09
爺さんが厨房だった頃の話、昭和20年前後だったそうだ。

 爺さんとその親父(おれのひい爺さん)は野良仕事を終え、二人で
畑の脇に井戸を掘り始めた。夕方から取り掛かった穴掘りは
暗くなっても続いたので、爺さんが懐中電灯で穴の中を照らし、
ひい爺さんが中に入って掘り進んでいた。

続く

620619 :03/11/30 00:29
 ふと、爺さんが空を見上げると、
人魂がすうっと落ちてきて、10メートル位前の地面に
音も無く吸い込まれる様に消えた。

爺さんは怖くなってがたがた震えていたら穴の中から…
「コラ!ちゃんと照らせ!」
とひい爺さんに怒鳴られたそうだ。

それにしても暗闇で穴を掘る男二人というのは絶対怪しい。
今ならパトカーに囲まれる。
冗談半分で
「その後町の金貸しがいなくなった、なんてね。」
と言ったら、爺さんは二度とその話をしなくなった。

  あんまし怖くなかったね

621あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/11/30 14:57
ひいじいちゃんには人魂みえんかったの?

しかし、惜しいことしたね。
ちゃかさなかったら、もっと面白い話でてきたかも知れんのに。

623あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/11/30 21:42
じいさんとひいじいさんの方がめっさ怖いんだけど…
夕方から井戸掘り、ってものすごい不自然だし((((;゚Д゚)))

625あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/11/30 22:20
>>623
619読むと、畑のそばってことだから、
水やりに新たな井戸が必要だったのでわ?
でも、なんで次の朝にしなかったんだろね?

626あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/11/30 22:59
昔の農業は人力だからね。
日中は野良仕事で目一杯なのかも…

でも不自然。
人魂も怖いが爺さんたちも((((;゚Д゚)))

627あなたのうしろに名無しさんが・・・ [sage] :03/11/30 23:05
ふつーに日中は畑仕事で手一杯なんだろうなーと思ってたんだが。
昭和20年前後といったら戦争末期のごたごたした頃だろうし、
昼間はそれどころじゃなかったのかもなあ。戦中なら空爆がくるかも知れんし、
戦後なら野良仕事に加え買出しなんかもあったのかもしれん。

つーか爺さん茶化すなよ、人知れずショック受けてんのかも知れんぞ(w


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