223本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/30(木) 19:43:06 ID:uSyUo6050
近所に公園と道路が一緒になってるみたいな道路があるんだが、
昔そこで変な体験をしたことがある
当時5歳で自転車にもまだ乗れなかった俺は、その道路で自転車に
乗る練習をしていたんだ
障害物も少なくて横にも広くて、また道路の癖に車が殆ど通らない
から自転車の練習場にしてうってつけの場所
そこで昼から夕方まで練習して、夕方にはまだぎこちなかったけど
自転車に乗れるようになった。それで嬉しくて、思わず家に帰るのも
忘れて自転車で道路の終わりまで走っていったんだ

もう気持ちがよくて嬉しくて、夢中で走ってたんだけど走ってるうちに
「あれ?」って思い始めたのね
いつまで経っても道路の端にたどり着けないの
普段なら自分の足で走って5分くらいでつくのに、その日はどうしてか
日が完全に沈んで真っ暗になってもたどり着けない
道路はまっすぐ続いているから道を間違うことはないはず
何か無性に怖くなって、Uターンして家に帰った

半泣きでやっと道路の始まりのところまで戻ると、どういうわけか
沈んだはずの日がまた昇っている
空は赤い空に戻っていて、丁度6時を知らせる放送が鳴った
でも俺はこの放送を走っている間に聞いたんだよね
じゃあ走っている間に放送を聞いている俺はどこに行ったんだろう?と
考えると何だかぞっとする
俺が二人いたってことなのかな?未だによくわからない

224本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/30(木) 20:15:28 ID:i9eeIKXN0
>223
>俺が二人いたってことなのかな?
なんでそんな結論に??
時間と空間がなんかおかしくなったってとこだろ?

225本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/30(木) 20:28:08 ID:uSyUo6050
>>224
見返したら自分でもワケわからん書き方だった
あの道路の先にはもう一人自転車で走る俺が存在しているのかなと
ふと思っただけなんだ

これでも結構判りにくいな。スマン俺説明するの下手だね・・

228本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/30(木) 23:12:07 ID:w4nxfw7LO
>>225
いやわかるぞ>>225
「6時の放送を聞いた時点で、
帰ろうとしている自分とは別に
あの道をどこまでも走って行く自分がいるのではないか」
ってことでしょ。

230本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/31(金) 00:39:04 ID:rrLfMMh+0
>>228
その考え方だと
戻ってきた6時の時点でもう一度Uターンして
さらに何往復もすれば自分がどんどん増えることになっちゃう。
(正確に言うと向こうから来る自分とすれ違うんだけど)
ひっかかってる人がいるのはそのへんが原因かと。
それよりも自分一人が時間と空間をさまよったとイメージしたほうがしっくりくる。

235本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/31(金) 12:03:49 ID:OK3LDJreO
ではもう少し掘り下げて
なんども往復した場合
「道路」で6時の時報を聞いて「謎道路」へとって返し、
「謎道路」で7時の時報を聞いて引き返して
「道路」でまた7時の時報を聞いたとしよう。
6時過ぎの段階では
「一度目の6時の時報を聞いて引き返す「謎道路」上の自分」
「二度目の6時の時報を聞いてとって返す「謎道路」上の自分」
の二人
7時の段階では
「謎道路上で7時の時報を聞いた自分」
「道路上で二度目の7時の時報を聞いた自分」
の二人

結局、「同一時間上に二人の自分が別空間にいる」
だけで、二人より増える事は無い。
スタート時点より前には遡らないから。

閑話休題
次の方どうぞ。


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