727本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/09(木) 19:54:52 ID:cpKXi9+H0
もう随分過去の事になるのですが、自分には叔母がいまして、
叔父の残した広い日本家屋に、1人で住んでおりました。
同居しているのは、コリー1匹とスピッツ1匹。
コリーは庭で、スピッツは屋内で飼われており、
どちらも叔母に良くなれていました。
ある年の冬、年老いた叔母は、こたつにうつぶせて亡くなっていました。
野菜を運んだ近所のかたが見つけたそうです。
死因に別に不審な点はなく、死後1日くらいのはずとのこと。
不思議なもので、その時、コリーも庭で冷たくなっていました。
こっちもかなり高齢だったので、叔母とともに逝ったのだと言われました。
ただスピッツだけが、家はきっちり戸締まりしてあったのに、見つかりませんでした。
外にはまず出さず、そもそも外出が嫌いな犬でした。
それからも、戻ってくることはおろか、近くで見かけることもありませんでした。
叔母から、死んだとかいなくなったという話は、まったくなかったのですが……
ご近所のかたも不思議がっておりました。
やかましい犬でしたが、長年それだけが気にかかっています。
毎年、冬になると思い出しまする

729本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/09(木) 21:07:26 ID:q7T1Z2jk0
スピッツが犯人でござるな。

730本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/09(木) 21:07:34 ID:tzF6HJJp0
>>727
室内犬は他の人にはなつきにくいから不憫に思った叔母さんが一緒に連れていったんだよ、きっと。

774本当にあった怖い名無し [sage] :2006/03/10(金) 17:13:00 ID:PBbhD2sl0
高校生のとき、可愛がっていた犬が病気で死んだときのこと。
私の部屋は犬小屋を置いていた庭に面した1Fだったのだけれど、
犬が亡くなった翌日、外でチャリチャリと鎖の音が聞こえるんです。
重い鎖で、風で動くようなものではないし、庭に誰もいないのに。
声をかけたり戸をあけると音はやみ、しばらくするとまた
チャリチャリと、犬が生きて歩いてるときのような音がきこえる。
鎖の音は3日間きこえて、やみました。
怖い感じはまったくありませんでしたが、不思議でした。


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