1 名前: adam 投稿日: 2005/03/24(木) 14:10:43
子どもの頃の変な記憶、と言うことで思い出したものがあります。

小学校5,6年の時、朝は集団登校で十五人ぐらいでまとまって歩いていました。
学校に着く手前に地下道を通るんですが、地下道から上る坂に「もうすぐ坂が終わり」という目印に
していた影がありました。
ある朝、いつものように集団で歩いていて、ずっと下を向いて坂を登っていました。足下に、目印の
影が来ました。「もうすぐ登り終わるな」と思って歩き続けたら、坂が終わりません。そのまま歩き
続けていたら、また目印が来ました。まだ顔を上げずに歩き続けましたが、終わりが来ません。その
うちにまた目印が。
目印の影は一つしかないはずなのに、何度も何度もでてきます。七回くらい目印を通って、さすがに
おかしいと思って顔を上げたら、自分がいたはずの集団が遥か前方にいて、自分は目印の影から少し
下にいました。ずっと歩き続けていたはずなのに。確かに目印を通ったのに。
後から、「何で勝手にいなくなったの?」と言われました。自分でも訳が分かりません。


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