966本当にあった怖い名無し [sage] :2006/07/29(土) 23:40:36 ID:zE48lENo0
小さい頃いつも、おもちゃの電話で架空の友達
「みやびちゃん」と話をしていた。
私が一方的に話し続けるだけで、もちろん返事は返ってこないんだけど、
「今日はどこどこで待ち合わせをして、どこへ行って、何をして遊ぼう」
と約束すると、必ずみやびちゃんは夢の中に現れ、
ちゃんと約束の場所で待ち合わせをし、約束した場所へ行き、約束通りの
遊びをした。
「私今日たんじょうびなの」
と言ったら、お誕生日会もしてくれた。
でもある日、約束の待ち合わせ場所へ行ってもみやびちゃんは現れず、
待ちぼうけをくらった私は頭に来て、みやびちゃんにとてもひどいことを
言った。それ以来、私はみやびちゃんに電話することもなくなり
みやびちゃんが夢に出てくることもなくなった。
高校生になり、私は靴屋さんでアルバイトを始めた。バイト先のお姉さんと
仲良くなり、よく遊ぶようになった。するとある日、お姉さんの友達の彼女が
私を知っていて、会いたがっているという。その人の名前を聞くと
「みやびちゃん」
実際に私の周りにみやびちゃんなんて子はいなくて、心当たりがあるのは
夢の中のみやびちゃんだけだったので怖くて会えませんでした。
長文すみません。


このエントリーをはてなブックマークに追加    
「不思議な話」リンク集