528本当にあった怖い名無し :2005/05/11(水) 11:00:22 ID:GEa5nHAP0
田舎で親戚のおばさんから聞いた話。
昔、近所のおじさんが山に薪を取りに行って行方不明になったらしい。
心配した村の人たちが2晩ぐらいかけて山狩りをしたが見つからず、
ある朝、畑の穴に逆さまに突っ込まれた形でその人が見つかったらしい。
その人に、「どうしてあんな所で、あんな形でいたのか?」と聞いたら、
「山で薪を取っていて、暗くなって帰ろうとしたら火の玉に周りを囲まれて。
座ったら消えるんだけど、立ち上がるとまた囲まれる・・・それをずっと繰り返して
気がついたら、村の皆にかこまれていた。」という。
私の田舎は昔から「ケンムン」というお化けがいるとされ、村の人たちは
「ケンムンに化かされたんだな」という話で終わったらしい。


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