152本当にあった怖い名無し [sage] :2006/02/07(火) 16:35:31 ID:F6T64n330
何かを見たとかそういうのではないが。

中学生くらいの頃の話。
スキー場にいくために母に車で送ってもらっていた。
その途中に両側が田んぼでものすごく見晴らしのいい道路がある。
さえぎるものが無いので、事故なんて起こりそうも無いところではあるが、なぜか事故多発地帯。

道がアイスバーン状態になっていたので気をつけて運転していた母。
俺と弟は後部座席から、運転席と助手席の間から前を見ていた。
その道に差し掛かったとき母が「あ?アレっ!?アレ???」って叫んだ。
よく見たらいつの間にか対向車線を走ってた。
前からは他の車が列をなして迫ってくる。
母は「なんで?戻れない!!」といいながらハンドル切ってる。
後30Mくらいでぶつかると思ったときに、元の車線のほうに車が平行移動。
そのまま横の田んぼに落ち、スーパーのでかい看板に真っ正面から衝突して止まった。

よく事故が起きるところで「呼ばれる」ってのはこういうことなのかなって思った。
普通だったら滑ったりするときには感覚でわかるよね?
あ、今滑ったって感じに。
それが全く無くて、いつの間にか移動してるのがホント怖かった。


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