576 名前:雨虎投稿日:02/03/3102:51
親父から聞いた話。
ある夏の日、家の近くにある川原を歩いていたら、向こう岸にでっかいかえるがいた。
あまりにでっかいかえるだったんで、石を投げていじってみた。
すると、そのかえるが「いてっ!」てしゃべったんだと。
でも、親父は「かえるがしゃべるはずがない」と思ってもう一度石を投げてみた。
だが、やはり石をぶつけられたかえるは「いてっ!」としゃべり、
しかも今度は、「何すんだー!」と怒鳴ってきた。
親父はもうびっくりして逃げ帰ったそうな。

で、その日の夕飯のとき。
なんだかねーちゃんが怒っている。
おそるおそるなんで怒っているのかきいてみたら、
「お前、昼間私に石投げただろ。」と言ったそうな。

「暑さにやられてぼけてたのかな…」と親父は言ってました。


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