289 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:01/11/1923:55
10年ほど前のはなし。
父親が癌で入院していて、ついに
昏睡状態に。家族はもちろん父親に普段
とてもかわいがってもらってたイトコも
病室に来ていた。
夜半過ぎ、父は息を引き取った。
しばらくしてボーゼンと腕時計を見る。
しかし腕時計は父親の死亡時刻で止まっていた。
イトコに時間を尋ねると、彼の時計も同じ時刻で
止まっていた。2つの時計とも、入学祝いにと
父から贈られていたものだった。
今、思い出しても不思議な気持ちと、
深い悲しみに襲われる。


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